液化アンソロジー観劇に行きました!

小劇場で活動されている三団体の合同公演!
2018年2月24日〜2月25日と二日間のうち私は25日の千秋楽にお邪魔して来ました!

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画像等引用させて頂きました。

会場は赤羽駅の十色庵

実はあまり地下鉄に乗らない私、コウタは当日の確認不足により赤羽赤坂を間違えてしまいました(頭がくるくるぱ〜)

普段中心に使っている路線が違う為、東京育ち東京生まれなのに全く地下鉄を使いこなせてません…!

地下鉄を乗り継ぎ、急いで十色庵へ。
劇場の階段を下ると何とも言えないアングラーな世界でした。

各演目の感想

アタッチメント・セオリー 『問題篇』『解決篇』

当日の遅刻により、私は問題篇を観劇する事が出来ませんでした。
解決篇のみのご感想になってしまいます。誠に申し訳ありません。

私が1番印象に残っているのは、声の重なり合う中での物語が動いて行く演出です。まるで頭の中で誰かの言葉を反芻しているような気持ちになりました。ふとした些細な言葉がフラッシュバックしてくる、そんなイメージで一気に劇中に引きづり込まれるような感覚になりました。演出の面白さと物語の展開に合わせ役者の配置が移り変わって行く所がとても印象的でした。

登場人物達が複雑に絡まり、クライマックスを迎える。私の好みで言えば、クライマックス直前の緊張感や複雑な感情の繋がり方がとても好きでした。

選ばれたのは彼女でした

まず気になったのは、登場人物の名前です。メーカーちゃん、広告代理店ちゃん、一流商社くん。これだけでキャラ立てが成立していてとても面白かったです。また広告代理店ちゃん世渡り上手な器用な生き方の出来る子なんだなっていうのが伝わって来ました。

私も就職活動を現在進行形でして居ますが、なかなか考えさせられる脚本でした。個人的には一流商社くんのその後の活躍や三人の関係性が社会人になって変化して行くのかが気になります!
就職浪人やフリーター、ニート、正社員と派遣社員などいろいろ面白い題材がまだまだあるな〜!と刺激を貰いました笑

数年後に三人が同じ会社に揃うけど立場はそれぞれ違うみたいなのも面白そうだなぁって勝手に妄想が膨らみます。

旅情

私の友人である伊藤三時(@itousanzi_sg )の出演する演目でした。
今回の液化アンソロジーも彼女に誘われて観に行ったので元気に演技をする彼女の姿が見れてとても良かったです!(母親か)

好きな所は伊藤三時の演じる真姫ちゃんの思春期特有の思考回路です。現代社会に対する若者の象徴みたいな彼女の気持ちは、一度は誰しも経験したことはあるのではないかと思いました。

テンポ良く会話が続く所も好きです。シリアスとコミカルな部分両方が合わさるから両方が引き立つ。光と陰のコントラストがとっても痺れる作品でした。

真姫ちゃんの独白も好きです。真姫ちゃんと似たような人が色んなところで死んでいる。彼女は特別な人間では無く珍しくも面白くもなかった。色んなものがありふれている現代は「死」すらもありふれている、そんな風に私は解釈致しました。

まとめ

演劇をあまり観たことの無かった私ですが、なかなか面白いものが見れてとても刺激を貰う事が出来て、行って良かったです!!伊藤ちゃん誘ってくれてありがとうー!!

小劇場もほぼほぼ360度演者を囲んで周りに客席があるという不思議な配置で座席によって見え方も違ったりするんだろうなと考えると、いろいろ面白いな!!と思いました。

また機会があれば他の演劇や色んな刺激を貰いに出かけて見たいです!
ありがとうございました!
旅情の出演者さん達と一枚撮らせて頂きました!
ありがとうございますー!!

(敬称略)
犬私(比和コウタ)
左よしの まりえ
真ん中 伊藤三時
右 高木 碧
旅情よりファンアート。真姫ちゃん。