ハロウィンベア子の制作工程メモ

ハロウィンベア子の衣装が可愛くて記念に描いた絵の制作工程メモです。

自分向けなので省略してる箇所あります。
イラスト講座で〇〇の描き方!より、
なんでここで工程が分かれているのかとか
制作する時に気をつけていることとか
概念の話の方が為になると思ってるので概念の話多め。

なので具体的にこう描くと上手くなる!
みたいなものは無いかも…。

①ラフ (2~3時間)

この前工程に資料集めや、ポーズの案出し、構図の検討をしてます。

ラフ自体は2~3時間で描きました。

前の工程が長くて1~2日くらいトータルでかかってます。

 

ラフの時にツイッターやpixivでトリミングされる箇所も考えます。

サムネが顔部分になるように全体のバランスだったり

光源の位置(光がどこから来ているか)を決めます。

 

今回は、やっぱり顔部分を見せたいので上からの光、またバックライトや反射光をいっぱい入れたいとおもいふわふわした空間(浮遊)を想像してラフを描きました。

 

女の子はとりあえず浮かせとけ。

それだけでそれっぽくなる。


②カラーラフ(5~6時間)

全体の雰囲気とか色味とかを仮で置いておく工程。

少し色が濁っている部分は本塗りで修正するのでラフではあまり気にしないようにしています。

 

影の方向や、光源、照り返し、雰囲気と色の確認がメインです。

 

この段階でテクスチャを入れてみて完成形が見えるまで試行錯誤するとペン入れが楽になります。

デッサン崩れも気が付いた時に直します。

複数日はさむと何がしたかったのか忘れやすいので、カラーラフまで1日で描くこともあります。

 

カラーラフが1番好きです。

ほとんど絵で描きたいことはここで決まっていて、後の工程は画面を綺麗にするだけです。


③線画+色分け(10時間)
線画で物の形、輪郭を整える作業がいちばん苦手で時間がかかってます。
今回、色分けと同時にしながら進めました。

早く色塗りがしたかったので、画像も色塗り終わってる箇所がありますね…(足や帽子)

同時に色分けも進めて形がおかしく無いかを確認出来るし
なかなか良い描き方だったかなって思いました(ポジティブマン)

だって、色ぬりが早くしたかったんや……。

アナログ感を出すのが好きなのでペン入れはザラザラしてるペン使ってます。


④仕上げ、完成(4時間)

最終的な色確認は携帯やipadでしてます。

今使ってるモニター、色の表示がアレだからアップル製品ってすごい!

色がめちゃくちゃ綺麗に見える!!(小並感)

 

画面全体の色味やエフェクト、空気感も仕上げで調整するから仕上げ前は地味な塗りな事が多いです。

 

配色を後から変えやすいようにレイヤーは

・ハイライト

・影

・ベース色

の3段階くらいで色ごとに分けてます。

 

でも、気に入らないところは一番上にレイヤーを作って力技で描きつぶしてます…。

思っている色にならないときは直で描く方が早い!(脳筋の思考)

 

でも仕事で絵を描くときは脳筋思考封じて、カラーラフの時に色をちゃんと固定して完成形を8割までもっていってから清書してます。

 

ここで書いてる描き方は完全に趣味の描き方だなって、文章打ってて気づきました。

 

趣味の絵を描くとき、自分の絵の描き方を忘れるので自分用に残しておきます。

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。